ハルビン旅行記|氷雪大世界・ソフィア大聖堂・凍った松花江を歩いた話
2025年1月、ハルビンの氷雪大世界・聖ソフィア大聖堂・凍った松花江を訪れた旅行記。チケットのトラブル、521mのすべり台、アトラクション予約の注意点まで実体験をもとにまとめています。

2025年1月、中国東北旅行の最後の目的地としてハルビンを訪れました。お目当てはもちろん氷雪大世界。ところが、街を一歩ずつ歩くたびに「ハルビンって、それだけの街じゃないんだ」と思い知らされていきました。
チケットのトラブルはあったし、外はマイナス20℃。正直、心も体も削られる瞬間は何度もありました。それでも——今回の旅で「絶対にまた来たい!」と一番強く思えたのが、このハルビンでした。この記事では、氷雪大世界の体験を中心に、街を歩いて感じたことまで含めてまとめます。
太陽島雪祭り——黒神話の雪像に興奮した
ハルビンには氷雪大世界と並んで、太陽島で開催される雪祭りもあります。こちらは、雪で作られた彫刻がずらりと並ぶイベントです。

訪れたタイミングがちょうどよく、当時大人気だったゲーム「黒神話:悟空」のキャラクターの雪像がありました。細部まで作り込まれたリアルな造形を前に、思わず足が止まる。雪でここまで表現できるのか……! しばらくその場から動けませんでした。
ソフィア大聖堂と地下グルメ街
ハルビンの街歩きで外せないのが、聖ソフィア大聖堂です。ロシア正教会の建築様式で建てられた赤レンガの大聖堂は、ハルビンがかつてロシアの影響を強く受けた街だったことを、静かに物語っているようでした。

訪れたのはちょうど夕暮れ時。茜色に染まっていく空のグラデーションと、赤レンガの大聖堂が重なった景色——もう、ただただ綺麗。思わず見とれてしまいました。周りでは、マイナス20℃近い極寒の中、コスプレ姿で写真撮影をしている人たちもいて、その根性にはただただ脱帽です。
大聖堂の周辺には、地下のグルメ街が広がっています。ハルビンの名物料理や軽食がそろっていて、凍えた体で外から逃げ込んで一息つくのに、これ以上ない場所でした。種類が多すぎて、何を食べようか嬉しい悲鳴を上げながら迷うほど。
凍った松花江——川の上がアクティビティ会場になっていた
ハルビンを流れる松花江は、冬になると完全に凍結します。そしてその凍った川の上が、まるごとアクティビティ会場に変わっていました。

ジープに引かれた大型ゴムボートが氷の上をぐるぐる回るアトラクションや、スケートなど、さまざまな体験ができます。何より、ついさっきまで川だった場所を自分の足で歩いている——その事実が不思議で、一歩踏み出すたびに妙にワクワクしました。
氷雪大世界——想像を超えるスケールだった
そしていよいよ、今回の旅のメインイベント、氷雪大世界です。

入場した瞬間、思わず叫んでいました。「広っ!」 世界各地の建物を模した巨大な氷の建築物が、見渡す限り並んでいます。日本の大阪城まであって、一つ一つをじっくり見ていたら、いくら時間があっても足りません。


夜になるとライトアップされ、昼間とはまるで別世界。氷がライトを透過してカラフルに輝く様子は、ため息が出るほど美しい。正直、写真ではこの感動の何割も伝えられない気がします。
中には暖かいものを売るお店もたくさんあるので、寒くなったら遠慮なく立ち寄るのがおすすめです。外はマイナス20℃。それでも、あたたかい飲み物を手に歩けば、不思議となんとかなるものです。
ライトアップステージが盛り上がりすぎた

会場内にはステージがあり、音楽に合わせたライトショーが行われていました。子供から大人までが一緒になって体を揺らし、まるで真冬のフェスのような熱気! その時間だけは、極寒であることを完全に忘れて夢中になっていました。……ステージが終わった瞬間、忘れていた寒さが一気に押し寄せてきましたが(笑)。
521mの氷のすべり台

氷雪大世界のアトラクションの中でも特に人気なのが、全長521mの氷のすべり台です。これはもう、滑るしかない。実際に滑り出した瞬間、想像をはるかに超えるスピードと爽快感に、本気で叫んでいました!
ただし、このすべり台を含む一部のアトラクションは、入場後にWeChatのミニプログラムから予約する必要があります。予約枠が少なく、数時間ごとに枠が解放される仕組みです。1番人気のすべり台は解放と同時に埋まってしまうため、予約は本当に大変でした。
自分は2回続けて予約に失敗。半ば諦めかけた3回目の最終時間帯で、ようやく枠を取ることができました。あの時の安堵感は忘れられません。失敗してもあきらめず、何度でも試し続けることが大事です。
チケットについての注意点
氷雪大世界のチケットは、事前にネットで購入するのが基本です。人気シーズンはあっという間に売り切れます。
実は自分は日にちを間違えて購入してしまい、当日は使えないチケットを握りしめたまま現地に向かう、という大失敗をやらかしました。半ば諦めつつ、ダメ元でチケットカウンターへ。……なんと、夕方にもかかわらず当日券が買えたんです! さらに、間違えて買ったチケットはカウンターでは「返金不可」と言われたものの、後日ネットで申請したら、あっさり普通に返金されました。
ルールが柔軟なのか曖昧なのか正直わかりませんが、困ったことがあれば、まず一度カウンターに行ってみることをおすすめします。
まとめ
ハルビンは、氷雪大世界だけを目的に行っても十分すぎるほど満足できる場所です。そこにさらに街歩きや松花江、ソフィア大聖堂まで加わると、1日では到底足りません。
寒さは確かに、覚悟がいるほどきついです。でも、その寒さがあるからこそ成り立っている景色や体験ばかりでした。防寒だけはしっかりと、そして余裕を持ったスケジュールで——ぜひ、あの白い世界に会いに行ってみてください!
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